梅としその基礎知識
梅エキスのはたらき
梅肉エキスには、恐ろしい脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしかねない血栓症に効果があると言われています。エキス分に含まれているクエン酸及び新しく発見されたムメフラールという物質が、血管内の血液凝集を防ぎ、血流を良くします。人の体内の血流は通常バランスが保たれていますが、ストレスが生じると、アドレナリンが放出され、ホルモンに働きかけて、中性脂肪を生じさせます。
また、同時に血小板凝集を促進させ、正常な血液の流れを妨げ、血栓症を起こします。
しかし、毎日ティースプーン1杯(約3g)の梅肉エキスを取り続けたら短時間で改善されたと報告されています。
血流を改善し、体内の老廃物を除去することにより、いつまでも若々しく健康にお過ごしください。
梅干のはたらき
「抗菌作用がある」と言われています。
昔から梅には食べ物を腐敗から守る働きがあると言われてきました。
それは梅干に含まれている塩分やクエン酸、ベンズアルデヒトに抗菌作用があるから。だからお弁当やおにぎりに用いられてきたのです。
「消化吸収を助ける」と言われています。
梅干を食べるとき多量に唾液が分泌され、食欲を増進させます。この唾液こそ消化吸収するうえでとても大切な働きをします。唾液の中にはアミラーゼなどの消化を促進させる物質が豊富に含まれていて、胃の働きを活発にし消化を助けるのです。
「ガン・老化を抑制する」と言われています。
活性酸素により遺伝子が傷つけられ、様々な病気が引き起こされます。梅干で分泌される唾液中には、多くのカタラーゼ、ペルオキシターゼなどが含まれており有害な活性酸素を消し発ガン物質の毒性を消す効果が期待出来ると言われています。
しそのはたらき
「体の炎症を抑える効果がある」 と言われています。
TNF(腫瘍壊死因子)の過剰生産を抑え、抗炎症作用を行います。花粉症やアトピー性皮膚炎、ゼンソクなどのアレルギー性の炎症や肝炎、関節炎、肺炎などの炎症改善にも有効と言われています。
「健胃・整腸作用がある」 と言われています。
しそには防腐作用、制菌作用があり、食品を腐敗から保護し、また胃液の分泌を促し消化吸収を高めて食欲を増進させる作用があると同時に胃腸の活動を活発にし、下痢や便秘の改善また美容にも良いとされています。
「血液の流れを良くする」 と言われています。
心臓や脳の血管を流れる血液が固まり、血管が詰まってしまう血栓症は、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。しそには、血液の凝固を抑える働きがあるので血液の流れを良くし、血栓を防ぐ作用があると言われています。